どうも!2021年8月に家族で田舎移住をして古民家で暮らしている、

麻生氏が発言した内容
来る10月31日の衆議院議員総選挙に向けて、各党が街頭演説等でしのぎを削っている昨今。
自民党の副総裁「麻生太郎」氏が北海道の衆院選公認候補とともに街頭演説していた際に、道産米について語った内容に物議をかもしています。
\その発言内容がこちら/
「昔、北海道の米は、『やっかいどう米』と言う程だったが、今はやたら旨い米を作るようになった。
農家のおかげか?違う!温度が上がったからだ。
温暖化というと悪い事しか書いてないが、良い事がある。」
と発言し、農家の人が一生懸命に品種改良に取り組んだ努力を全否定しました。
この発言はYahoo!ニュースでも取り上げられています。
岸田首相が陳謝
先日の麻生氏のこの発言を受け、すぐさま、岸田首相は、
「発言は適切ではなかった。申し訳ないと思う」と陳謝し、
「お米は、関係者の皆さんが絶えず品種改良等大変な努力をされ、その積み重ねで美味しくなっていると認識している」と語りました。
麻生氏の発言を聞いて思う事
僕は、2021年8月から田舎移住をしており、自家栽培ではありますが、農業に携わっています。
妻も、農家にアルバイトに行き、農業に携わっています。
その上で、分かった事は、農業(自分で野菜を作る事)は、かなり大変で、知識や経験が必要だと言う事。
土造りをする際には、野菜に合った土にしていかないといけないし、その日の気温や、気候で、野菜の育ち具合を見て、肥料の量や、水の量を変えないといけません。
旨い野菜や米を育てる為には、本当に手間暇をかけて、毎日毎日、野菜や米を見て色々な事をしていかなければなりません。
温度が1~2度上がったから旨くなる・・・?
何てことは、ありえない。
むしろ、温度が上がる事によって、虫が多くなったり、米や野菜を食う害獣が多くなる。
そんな事も分からずに、あの発言をしたのか?
と思うと、本当に悲しくなりました。
また、何日も何か月もかけて作った、野菜や米は、スーパーで買えば米なら10Kg【3500円】程度。キャベツ等の野菜なら1玉【150円】程度。
僕は、妻といつも言っています。
「これだけ、毎日、手間暇かけて作って、肥料等にも結構お金がかかるし、絶対、買った方が安いよね?」
本当にこれです。
買った方が安い。
でも、農家の人達は、様々な努力をして、僕達消費者に旨い野菜や、旨い米を作ってくれています。
今回の麻生氏の発言は、そういう農家さん達に対しての感謝を忘れた発言だなと思いました。
できれば、岸田首相が謝るんではなく、麻生氏に農家さんへの謝罪を聞いてみたいと思った今日この頃でした!
おわり!