どうも!2021年8月に家族で田舎移住して賃貸古民家で暮らしている、
僕は、ずっと田舎での暮らしに憧れていました。
そして、田舎で暮らすなら絶対に古民家で住みたい!!と思っていました。
約1年前に妻の故郷の島根県に移住をする事を決断し、理想の我が家探しを始めました。
田舎移住をする際には、各自治体ごとに定住財団というのがあり、家探しのお手伝い等をしてくれます。
ただ、定住財団が提案してくれる所は大体が、【空き家バンク】という所に登録している物件。
僕達も空き家バンクで色々調べたけど、大体が購入のみの物件で、賃貸があったとしても稀なので、なかなか理想通りの物件が見つかりません・・・
僕達は、空き家バンクでは賃貸はほぼ見つからない!!と思い、大手ではなく地域密着の不動産屋さんに当たってみた所、すぐに今の理想の家が見つかりました。

この縁側に一目ぼれ!!すぐに契約しました。
では、何故僕達が賃貸にこだわったのか?を今からご説明します。今田舎移住を考えている人はぜひ参考にして見て下さい。
古民家の購入はリスクが高い
では、古民家の購入はなぜリスクが高いか?
【古民家の購入のリスクが高い理由】
1.購入になる事で初期費用がかさむ
2.物件購入後にリフォームや修繕が必須になる
3.住みだしてからも修繕が必要になる
4.田舎(地域)に合わなかった際に引っ越しがしにくくなる
上記に上げた内容の詳細を1つずつ説明してきます。
1.購入になる事で初期費用がかさむ
まず、田舎移住は引っ越し費用がかなり掛かります。
距離や荷物の量によっても変わりますが、僕達の引っ越し(約300km)でも120,000円程かかっています。
遠距離の引っ越しの記事はこちら↓

又、それ以外でも、通信費用やその他の諸経費もかかります。
賃貸物件での初期費用の記事はこちら↓

賃貸物件を選択した僕達でも約500,000円もの出費がかかっているので、購入になるとそれ以上掛かる事は間違いありません。
2.物件購入後にリフォームや修繕が必須になる。
これはほぼ間違いなくかかってきます。
何故なら、空き家バンクで登録されている物件は長い間空き家だから。
何でもそうですが、物は使用していなければ痛んできます。
ましてや、家はシロアリや雨、風、日光によりかなりの損傷を得ています。
僕達も約1年空いていた物件を賃貸しましたが、屋根が取れかけていたり、床が抜けそうだったり・・・まぁまぁの状態でした。
ですが、賃貸なら入居前に全てオーナーが直してくれます。
僕達の家もかなり修繕してもらいました。
又、全て不動産屋さんとのやり取りなので、険悪になる事もありません。
修繕費が結構かかったから家賃を上げてくれ!なんて事もありません。
後日談ですが、オーナーさんと連絡を取る事があった際に聞いてみたら、驚きのお値段を言われていました。
3.住みだしてからも修繕が必要になる。
実際に住みだしてからも修繕は必ず必要になります。
窓やその他の隙間埋め、雨漏り、シロアリ、蛇口の不具合等
実際に僕達も住みだして1か月になりますが、上記の問題が出てきてすぐに修理してもらっています。
もちろんこれらの修繕費は賃貸なら一切かかりません。
オーナーさんには申し訳ないですが・・・
でも、これが購入をするという事です。購入をすると必ず修繕が必要になります。
ましてや古民家ならほぼ間違いなく大きな修繕も必要になってくると思われます。
4.田舎(地域)に合わなかった際に引っ越しがしにくくなる
僕はこれが一番の理由です。
購入をしてしまうと、その地域に合わなかった・・・近隣とのトラブルがあった・・・職場から近くの場所に移動したい・・・という問題が出てきた時に安易に引っ越しが出来ません。
はっきり言って地域に合う合わないは、自分のせいもあるとは思いますが、やっぱり人付き合いなので、困った人に出くわす事もあります。
僕達の地域の方は皆さん本当にいい方ばかりで、このコロナ禍の中、大阪から来た僕達を全力で受け入れようとしてくれているので本当に良かった!!
今日も、お隣さんから梨のおすそ分けを頂きました♪
一方で、近所付き合い(地域付き合い)がうまく行かず精神的にまいってしまう・・・や、村八分にされている・・・等の声も実際に聞きます。
もし、そうなった場合に購入をしてしまっていると、逃げにくくなってしまいます。
物件を賃貸に出す。という方法もありますが、先ほども述べた通りオーナーの負担はかなりあります。
自分たちの住む家だったら修繕しないような事。もしくは自分でDIYする事でも、他人に貸す場合はきっちりとしていないと何かあった場合に責任が取れません。
田舎移住の際の賃貸古民家の探し方
先述に述べた通り、田舎移住での古民家購入はお勧めできません。
では、空き家バンクではなかなかない賃貸物件を、どのように探すの?と思っている方に実際に僕達がした田舎移住の際の賃貸古民家の探し方をご説明していきます。
【僕達が実際にした賃貸古民家を探した方法】
1.移住したい都市名+古民家 賃貸と検索をかける
(例)島根県松江市古民家 賃貸等
2.ジモティーで検索をかける
3.移住したい都市の不動産屋のホームページを見たり、電話をかけて問い合わせする
ジモティのサイトはこちら↓
僕達も、この検索でいくつかの賃貸がヒットしましたが、運悪くもう成約済になっている・・・
とかで、この検索では見つかりませんでした。
3.移住したい都市の不動産屋のホームページを見たり、電話をかけて問い合わせする
僕達が今の物件を見つけれた方法はこの検索方法です。
まず、移住したい都市(例)島根県松江市 不動産屋と検索します。
そして、その出てきた不動産のホームページを確認して、物件情報が載っているものであればそこから物件を探していく。という流れです。
物件情報が載っていなければ直接電話をかけて「古民家で賃貸物件はありますか?」と確認を取ると、大体の不動産屋さんがメール等で物件情報を送ってくれます。
大手の不動産仲介業者はほぼレインズという不動産業者専門のサイトで探している事が多いので大手の不動産仲介業者はどこに行ってもほぼ同じ物件しか出てきません。
※全てがそうと言っている訳ではなく、個人の感想です。
ちなみに僕達も、この検索方法でヒットし後はトントン拍子で決まって行きました。
まとめ
僕達の実体験から、田舎移住を考えていて古民家で暮らしたい!!という方は、まずは賃貸をお勧めします。
購入は、実際に住んで落ち着いてからでも遅くはありません。
まだ、何も分からない状況から大きなお金を使って購入をする!というのは大変リスクが高いです。
又、賃貸であってもDIY等をしても良いよ!!というオーナーさんも少なくないので、賃貸で動いてみて一度相談をしてみるというのも一つの方法だと思います。
ちなみに今、僕達は田舎移住をしてから約1か月が経とうとしていますが、もしこのままこの家が気に入ったら数年後にオーナーさんに購入の相談をしてみるのも1つの手だなと思っています。
田舎移住は良い面もありますが、悪い面も少なからずあると思います。
失敗して逃げ場を失くさない為にも、賃貸から検討してみては如何でしょうか?
PS.今回は少しネガティブな内容が多くありましたが、田舎移住をして1か月経った今、私達は
田舎移住をして本当に良かった!!と思っています(笑)
おわり!!